佐賀県が「カキ小屋発祥」 公開したPR動画が話題 

焼いても縮みにくい佐賀県太良町産の「竹崎カキ」をアピールする動画の一場面

 有明海に面する佐賀県太良町を「カキ小屋発祥の地」として売り出そうと、佐賀県が公開したPR動画が話題となっている。湾内で成長した太良産の「竹崎カキ」はタンパク質などの栄養価が外海産のものより豊富だと紹介。甘みがあり、焼いても縮みにくいのが特長とアピールする。

 カキ小屋は、新鮮なカキを殻のまま自分で焼いて食べられる魅力からブームとなり、広島などの産地でも行われる。東京でも出店が相次ぎ、特に東日本大震災後は、養殖業者の安定的な販路として貴重な役割を果たした。佐賀県によると、このルーツが三十数年前に試食用のカキをドラム缶で網焼きにした太良町の海産物直売店だった。


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