列車と衝突、軽乗用車の男性重傷 佐賀市のJR踏切で立ち往生 

 20日午後0時20分ごろ、佐賀市兵庫町のJR長崎線伊賀屋―佐賀の踏切で、下りた遮断機の間で立ち往生した軽乗用車に、肥前山口発鳥栖行き普通列車(4両編成)が衝突した。佐賀署などによると、車を運転していた長崎県大村市の男性会社員(58)が首や右脚などを骨折する重傷を負った。意識はあるという。約60人の乗客にけがはなかった。

 列車の運転士は同署に対し、遮断機が下りてきていたところに軽乗用車が進入してきたと話しているという。運転士が気付きブレーキをかけたが間に合わず、車の側面に衝突。踏切を約330メートル通過した地点で列車は停車した。


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