ポト派テーマの映画試写会開く アンジェリーナ・ジョリー監督 

試写会の記者会見場で、関係者と言葉を交わすアンジェリーナ・ジョリーさん(右から2人目)=18日、カンボジア北西部シエムレアプ(共同)

 【シエムレアプ共同】米女優アンジェリーナ・ジョリーさんが監督し、1970年代のポル・ポト政権下のカンボジアを描いた映画「最初に父が殺された」のプレミア試写会が18日、同国北西部シエムレアプのアンコール遺跡群で開かれた。

 映画は、多くの国民が虐殺などで死に追いやられたポル・ポト政権下の体験をつづった同名の本が題材。圧制下で生きるカンボジアの人々の愛やたくましさを描いた。

 試写会前の記者会見でジョリーさんは、映画を通じてカンボジアの戦乱の歴史だけでなく「この国の文化や美しさ、歴史」を伝えたいと語った。


  • LINEで送る