日本人監督作品が特別表彰 ベルリン国際映画祭 

特別表彰を受け、娘を抱いてあいさつする大塚竜治監督。左端はホアン・ジー監督=17日、ベルリン(共同)

 【ベルリン共同】世界三大映画祭の一つ、第67回ベルリン国際映画祭で17日(日本時間18日)、北京在住の大塚竜治さんとホアン・ジーさん夫婦が共同監督した中国映画「フーリッシュ・バード」が、主に10代の若い世代向けの映画部門「ジェネレーション14プラス」で国際審査員の特別表彰を受けた。

 受賞作は中国の田舎町を舞台に、孤独を抱えた女子高校生が携帯電話の闇取引や危うい男女関係に巻き込まれる中で、複雑に揺れ動く心情を描いた。

 授賞式でホアンさんと娘、主演女優とともに登壇した大塚さんは「審査員や観客のみなさん、そして両親に感謝します」と笑顔であいさつした。


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