対北朝鮮、圧力強化で一致 日米韓外相が共同声明 

会談を前に握手する(左から)岸田外相、ティラーソン米国務長官、韓国の尹炳世外相=16日、ドイツ・ボン(代表撮影・共同)

 【ボン共同】日米韓3カ国外相は16日午後(日本時間17日未明)、ドイツ・ボンで会談した。12日の北朝鮮による弾道ミサイル発射について「最も強い表現で非難」し、連携して圧力を強化する方針で一致した。会談後、こうした内容を盛り込んだ北朝鮮を巡る共同声明を発表した。3外相は金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏の殺害を受けた北朝鮮動向についても意見交換した。

 会談には岸田文雄外相とティラーソン米国務長官、韓国の尹炳世外相が出席。トランプ米大統領が安倍晋三首相に、北朝鮮対応で「あらゆる選択肢」を検討する考えを伝えたことを踏まえ、北朝鮮をけん制した形だ。


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