宮崎、3キロ圏移動制限解除 木城町の鳥インフル 

 宮崎県は17日、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された同県木城町の養鶏場から半径3キロ圏に設けた移動制限区域を解除した。鶏と卵の移動や出荷が可能となり、周辺道路に設置した車の消毒ポイントでの作業も全て終了した。

 県によると、移動制限区域内の全7農場で実施したウイルス検査は陰性。立ち入り検査でも問題はなかったため、県は10日に半径3~10キロ圏の搬出制限区域を解除した。その後も監視を続け、新たな異常は確認されず、感染拡大はないと判断した。

 木城町の養鶏場では1月24日に感染を確認。県は翌25日夜までに計約16万3千羽を殺処分した。


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