学生に嫌がらせ、教員を懲戒解雇 下関市立大「悪質」 

 山口県の下関市立大は15日、男性教員が複数の女子学生にハラスメントに該当する行為をしたとして、懲戒解雇にしたと発表した。処分は1月31日付。大学側は「行為の内容が悪質だった」と理由を説明しているが、具体的な嫌がらせの内容は明らかにしていない。

 市立大によると、昨年秋、ハラスメント行為を受けた複数の学生が大学に相談し発覚。学内のハラスメント防止委員会が調査していた。教員は行為を認め「学生や大学に迷惑をかけ申し訳ない」と話しているという。

 下関市立大の荻野喜弘理事長は記者会見で「大変申し訳ない。再発防止を徹底する」と陳謝した。


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