リクシル社長「放射能で大柄に」 「不適切」と謝罪 

山本環境相(右)との意見交換に訪れたLIXILの瀬戸欣哉社長=15日午前、環境省

 住宅設備メーカーLIXIL(リクシル)の瀬戸欣哉社長は15日、環境省で山本公一環境相と意見交換した際、瀬戸氏の体格の大きさが話題になり「放射能の影響で大きくなりました」と返答した。記者が意図を尋ねると「冗談だった。不適切な発言だった」と謝罪した。

 環境省は東京電力福島第1原発事故に伴う除染や指定廃棄物対策を所管している。山本氏は瀬戸氏の発言に対する記者の質問に「気が付かなかった」と回答。瀬戸氏は「(スポーツをしていた時代に比べ)体重が増えたことの言い訳だった」と釈明した。意見交換は地球温暖化対策がテーマだった。

 瀬戸氏は昨年6月に社長に就任。


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