銀シャリの橋本節が“絶口調” M―1王者 

「M―1グランプリ2016」優勝記念イベントに出席した「銀シャリ」の鰻和弘(手前左)と橋本直(同右)=14日、東京都内

 「M―1グランプリ2016」の優勝を記念した「ファミマプレミアムチキン100キロ」の贈呈式が東京都内で開かれ、優勝コンビの「銀シャリ」(鰻和弘、橋本直)が喜びを語った。

 いつもはそろいの青ジャケットの2人が、晴れの舞台にふさわしいシルバーのタキシード姿。うまいことを言いまくる芸風の橋本は「M―1の前は緊張でちょっとチキン野郎になっていたけど、優勝して鳥肌が立ちました。これから羽ばたいていきたい」と“橋本節”をさく裂させた。

 チキンを頬張り、口の周りの油を拭くようにうながされると「リップを塗っていないので、ちょうどいい。これがほんまのリップサービスです」と畳みかけた。

 昨年12月の優勝以降、1日に11回も舞台に立ったり、多数のテレビ番組に出演したりと、M―1の優勝効果は抜群。「嵐」や和田アキ子と共演も果たした。

 橋本が「マツジュン(松本潤)が、ハシナオに突っ込んでくれるんですよ」とうれしそうにまくし立てると、いつもはボケ役の鰻が「誰も下の名前を知らんって」と突っ込みに回っていた。

 女優清水富美加の“出家騒動”について聞かれても、「僕らは出家よりも出世したい」(橋本)、「代役ができるならぜひ。何でも仕事します」(鰻)と臨機応変に対応してみせた。

 イベントには、M―1に出場した「和牛」「スーパーマラドーナ」「相席スタート」も出席した。


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