2017年2月14日 06:01 | 無料公開
13日、テヘランでの式典で、記念撮影に応じる津谷静子さん(左から2人目)。左端はヤセルさん(共同)
【テヘラン共同】1980年代のイラン・イラク戦争中、化学兵器の被害を受けた人々に寄り添いたい―。被害者支援活動を続けてきたNPO法人「モースト」(広島市)の津谷静子理事長(61)の著書「イラン毒ガス被害者とともに」がイランで出版されることになり、13日に首都テヘランで記念式典が開かれた。
モーストは2004年から、イランの被害者に医療支援を続けるほか、広島の被爆者らとの交流イベントも実施。ペルシャ語への翻訳は父親が被害者で日本語が堪能なイラン人ヤセルさん(32)が手掛けた。