医師連盟「禁煙に例外なし」 ホームページに提言 

 たばこの健康被害を防ぐ活動をしている医師らでつくる日本禁煙推進医師歯科医師連盟は13日「安全なレベルの受動喫煙はなく、飲食店などへの喫煙所の設置や禁煙の例外を認めるべきではない」とする提言をホームページで公表した。

 厚生労働省が受動喫煙防止のための健康増進法改正案で、小規模なバーやスナックなどを禁煙の例外とする案を検討していることに反対した。

 提言は、喫煙所の設置で受動喫煙を完全に防ぐことは不可能と指摘。煙が出ない加熱式たばこについても、吸い込む成分からは発がん性物質が検出されるとして「安全と言えるものではない」と、規制の対象にするよう訴えた。


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