インフル患者やや減少 「引き続き高い水準」 

 厚生労働省は10日、全国約5千の定点医療機関から今月5日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数は、1医療機関当たり38・14人で前週の39・41人からやや減少したと発表した。1週間に医療機関を受診した全国の患者数は推計で約199万人に上る。

 45都道府県で流行の警報レベルを超える地域があった。厚労省は「引き続き高い水準にあるので、手洗いなどの感染予防をしっかりして」と呼び掛けている。

 都道府県別で1医療機関当たりの患者報告数が最も多いのは福岡県の55・03人、宮崎県(54・02人)、愛知県(51・44人)、高知県(50・60人)と続いた。


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