広島上空に「人工流れ星」企画 19年に宇宙ベンチャー、民間初 

 超小型衛星から金属の玉を放出することで、2019年に広島県の上空で人工的に流れ星を発生させることに取り組むと、宇宙ベンチャーのALE(東京)などが9日、発表した。宇宙を身近に感じてもらうのが狙いで、民間では世界初の試みとしている。

 天候が良ければ中国地方や四国を含む直径約200キロの範囲で見られるという。同社などでつくる実行委員会準備室は「民間でも壮大な計画を実現できることを知ってもらい、感動をもたらしたい」としている。

 計画では、18年後半に大きさがビー玉ほどの金属の玉500~千個積んだ超小型衛星を打ち上げ、19年に上空約500キロから一斉に放出する。


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