日系飛行士のボール宇宙へ シャトル事故から31年 

国際宇宙ステーションで撮影されたエリソン・オニヅカさんのサッカーボール(NASA提供・共同)

 【ニューヨーク共同】1986年1月の米スペースシャトル「チャレンジャー」の爆発事故で死亡した日系人宇宙飛行士によって機内に持ち込まれ、残骸から回収されたサッカーボールが、悲劇から約31年を経て国際宇宙ステーションに運ばれた。米航空宇宙局(NASA)が8日発表した。

 この飛行士は日系米国人として初めてシャトルに搭乗したハワイ州出身のエリソン・オニヅカさん=当時(39)。

 ボールは、オニヅカさんの娘が所属していた、米南部ヒューストンにあるNASAジョンソン宇宙センター近くの高校のサッカーチームからオニヅカさんに贈られた。


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