2017年2月9日 09:31 | 無料公開
【ワシントン共同】米原子力学会は8日までに、東京電力福島第1原発について「多くのメディアが発電所の放射線量が上昇したと伝えているが、明らかな間違いだ」とする意見をホームページに掲載した。意見は学会員からの投稿。 東電は2日、2号機の原子炉格納容器内の調査で、線量が最大で毎時530シーベルトだったとの推計値を発表した。これを報じたインターネットの英文ニュースの中には、建屋の周辺などで観測結果が最近になって上昇したように読めたり、「専門家も『想像を絶する』としている」などと不安をあおるような表現を使ったりするサイトがある。