2017年2月8日 18:56 | 無料公開
東京電力は8日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内部に自走式ロボットを投入し、圧力容器直下の空間につながる機器交換用レールで見つかった堆積物を除去する作業を9日に再開すると発表した。作業は7日に始めたが、ポンプの故障でロボットから水が出ず中断していた。 東電によると、8日にポンプを交換し、正常に水が出ることを確認したため作業再開を決めた。ロボットは照明とカメラを搭載。先端のノズルから高圧で水を噴射するほか、堆積物を押しのける金属板が前方に取り付けられている。