元時天空との最後の別れ惜しむ 東京・回向院で告別式 

大相撲の元小結時天空の告別式に向かう、日本相撲協会の八角理事長(右から2人目)ら=7日午前、東京都墨田区

 大相撲の元小結時天空で、悪性リンパ腫のため1月31日に37歳で死去した時天空慶晃氏の葬儀・告別式が7日、東京都墨田区の回向院念仏堂で営まれ、角界関係者らが現役時代に足技を得意とした業師との最後の別れを惜しんだ。

 師匠の時津風親方(元幕内時津海)は「(時天空氏のように)厳しく教えてくれる人が少なくなった。貴重な人材を失った。自分も時天空から学んだ」と話した。同部屋の元関脇で幕下力士の豊ノ島さんは「いつも、けんかみたいな(激しい)稽古をして、おかげで2人とも関取になれました。時津風部屋を天から空から見守ってください」と弔辞で声を震わせた。


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