競泳渡辺、腹痛抱え世界新と報告 早大総長に「自分が驚いている」 

 競泳男子200メートル平泳ぎで1月29日に世界新記録を樹立した渡辺一平(早大)が2日、早大の鎌田薫総長に快挙を報告し、レース当日は腹痛を抱えていたことを明らかにした。渡辺は「あんな状況でなぜ(世界新が)出たのか分からない。泳ぎの感覚は良かったが、自分が一番驚いている」と不思議そうだった。

 鎌田総長は「人類初の2分6秒台を出したのは素晴らしいこと」と祝福。学生服姿で花束を受け取った渡辺は「これから注目もされるし、世界からもマークされると思うが、自分らしいレースを続けたい」と話した。


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