平昌冬季五輪の団長会議始まる 順調な準備状況アピール 

平昌冬季五輪のフィギュアスケート会場=2016年11月、韓国・江陵(共同)

 【平昌共同】来年の平昌冬季五輪に参加する各国・地域のオリンピック委員会の代表が参加した団長会議が1日、平昌で始まった。大会組織委員会は競技会場の完成率が9割、選手村は5割を超えると説明するなど順調な準備状況をアピールした。日本オリンピック委員会(JOC)の古川年正選手強化副本部長は「会場は大きな問題はないと思う」と述べた。

 スキーなどが行われる山間部の平昌、氷上競技の会場となる日本海に面した江陵までは、仁川国際空港からバスで3~4時間ほどを要する。大会開幕までに高速鉄道が開通して利便性は向上する見通しだが、選手村への移動手段に多くの質問が集まったという。


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