イランに米代表の入国許可求める レスリングW杯で世界連合 

 米国とイスラム教国との関係が悪化する中、世界レスリング連合(UWW)は1月31日、イランで16、17日に開催されるワールドカップ(W杯)に米国代表が参加できるよう、イラン外務省に入国許可を求める声明を発表した。

 トランプ米政権はイスラム教国7カ国の一般市民を入国禁止する強硬策を打ち出し、イランは報復措置として米国民の入国禁止を検討している。

 米国とイランのレスリング交流は1990年代から続き、互いに相手国で開催される大会に参加。米レスリング協会は公式サイトで「親善と協力の長い歴史を継続するものでスポーツによる民間外交の好例になる」と出場を表明。(共同)


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