児童見守りの男性、はねられ死亡 事故で娘失い活動、島根 

 島根県益田市の国道191号で30日朝、小学生の集団登校の列に酒気帯び運転の軽トラックが突っ込む事故があり、付き添っていた児童と共にはねられ、全身を打ち重傷だった同市久々茂町の三原董充さん(73)が31日、死亡した。一緒にいた小3男児(9)は軽傷。

 三原さんは約30年前、小学校低学年だった次女を交通事故で亡くし、子どもの登校を見守る活動を続けていた。

 三原さんと小学校からの友人という日比勇さん(74)は「同じような事故が起きてほしくないという熱い思いで、見守り活動をされていたと思う。酒気帯び運転の犠牲になるなんて悔しくてしょうがない」と話している。


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