稀勢の里、ウオーキングで始動 2月1日に稽古開始へ 

横綱稀勢の里

 大相撲の新横綱稀勢の里は30日、東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で報道陣に対応し、同日早朝から約2時間のウオーキングをして春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)へ向けて始動したことを明らかにした。2月1日に始まる同部屋の稽古から本格的に動きだす。

 稀勢の里は初優勝した初場所後から昇進関連行事に追われ、29日を完全休養に充てた。「お祝いムードは昨日まで。もう来場所に向けて体をつくっていく。基礎体力を呼び起こすためにも、今日はいい汗をかいた」と笑みを浮かべた。

 31日は東京・両国国技館で日本相撲協会による健康診断を受ける予定。


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