品質保証部署トップ交代へ 日本原燃、虚偽報告疑惑 

 日本原燃(青森県六ケ所村)が不祥事に関して虚偽の社内報告をまとめたとされる疑惑で、同社は28日、社内報告を作成した品質保証担当部署のトップを交代させる方針を固めた。30日に人事異動を含む再発防止策や、虚偽報告の調査結果を原子力規制委員会に報告。青森県と六ケ所村にも内容を説明する。

 規制委は2015年、ウラン濃縮工場で発生した低レベル放射性廃棄物入りドラム缶を保安規定と異なる場所で保管したとして、原燃に違反を指摘。


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