稀勢の里関「我慢、腐らず」努力 新横綱で決意を手記に 

 大相撲の第72代横綱となり、日本出身として19年ぶりの新横綱昇進を果たした稀勢の里関が26日、共同通信に手記を寄せ、これまでの苦労や今後の決意などを記した。

 稀勢の里関は27日に東京・明治神宮で雲竜型の土俵入りを披露する。昇進後の行事をこなし「横綱になれた実感が徐々に湧いてきた」と話す。これまであと一歩及ばず、初優勝のチャンスを何度も逃してきた。それでも努力を続け「思うようにいかない時も我慢し、腐らずやってきて本当に良かった」と述懐した。新横綱として「自分はまだまだやれる。ここからが自分の新たな土俵人生だと覚悟を決めている」と意欲を示した。


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