金剥奪でカーター選手提訴 北京五輪男子四百リレー 

 【ロンドン共同】国際オリンピック委員会(IOC)が2008年北京五輪の陸上男子400メートルリレーでジャマイカの金メダルを剥奪すると発表したことを受け、ドーピング違反で失格とされた優勝メンバーのネスタ・カーター選手の弁護士は25日、処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を示した。ロイター通信が伝えた。

 ジャマイカは第1走者だったカーター選手が、北京五輪のドーピング再検査でメチルヘキサンアミンに陽性反応を示した。CASでの裁定を経て、処分が確定すれば同五輪から3大会連続で短距離3冠を達成したウサイン・ボルト選手らも金メダルを剥奪される。


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