「時差ぼけ」が野球に悪影響 米大リーグ、移動で勝率に差 

 米大リーグで、広大な国土を移動することによる“時差ぼけ”が勝率など試合に悪影響を及ぼしているとの分析結果を、米ノースウエスタン大の研究グループが26日までにまとめた。

 海外旅行でつきものの時差ぼけは、西に向かうときよりも東への旅行の方がひどくなりやすいとされる。今回もチームが東に移動した後に影響が大きかったことから、単なる移動の疲れではなく、体内時計が狂うことによる時差ぼけが原因と結論づけた。

 米国は東西に広いため、東海岸のニューヨークと西海岸のロサンゼルスで3時間の時差がある。

 グループは1992年から2011年の大リーグの約4万7千試合を分析した。


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