20年五輪開会式で有識者会議 聖火リレー、全都道府県が前提 

インタビューに答える2020年東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が25日、東京都内でインタビューに応じ、大会の目玉の一つとなる開会式の演出について、近く有識者会議を立ち上げて検討を開始することを明らかにした。聖火リレーのルート選定は、47都道府県全てを回ることが前提になるとの認識も示した。

 開会式の演出を検討する有識者会議のメンバーには歴史やスポーツ、文化、音楽など各分野に精通した人物を起用する考えを示した。「この五輪は何を描くのか、どういうことを世界に訴えようとしているのかという根本の問題から議論したい」と述べた。


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