朝乃山「新たな歴史つくる」 新十両の石橋改め 

十両昇進の記者会見で師匠の高砂親方(左)と握手する朝乃山=25日、東京都墨田区の高砂部屋

 日本相撲協会は25日、大相撲春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、近大出身の22歳、石橋改め朝乃山が新十両となった。同部屋の関取は明治時代初期の1878年以降で初の不在だったが、1場所で復活。東京都墨田区の高砂部屋で記者会見し「部屋頭になるので新たな歴史をつくっていきたい」と意気込んだ。

 しこ名は朝乃山英樹。下の名前は初場所中にがんで亡くなった富山商高の恩師、浦山英樹さんからもらった。葬儀では「関取になってもいい報告ができるように初心に戻って稽古に励みたい」と語りかけたという。

 横綱稀勢の里が誕生した日に十両昇進が決定。


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