花粉観測機を公開、気象情報会社 球体の「ポールンロボ」 

人の顔に見立てたデザインの花粉観測機「ポールンロボ」=25日午後、千葉市

 花粉シーズンを目前に控え、気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)は25日、飛散状況を自動的に把握する小型の花粉観測機「ポールンロボ」を報道陣に公開した。

 直径約15センチの球体で、人の顔に見立てたデザイン。口の部分から成人の呼吸量と同量の空気を吸い込んで観測し、飛散量に応じて目の色が5種類に変化し、一目で分かるようになっている。

 全国の一般家庭や病院、企業など約千カ所に設置する予定で、観測したデータを基に花粉シーズン入りなどを発表する。データはスマートフォンのアプリやウェブサイトで無料閲覧できる。


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