2号機格納容器の調査失敗、福島 カメラ付きパイプ入らず 

 東京電力は24日、福島第1原発2号機の溶けた核燃料(燃料デブリ)の調査に向け、先端にカメラを取り付けたパイプを原子炉格納容器の壁の貫通部分から挿入する作業を始めたが失敗したと明らかにした。原因を調査するが、2号機の格納容器の調査は遅れる可能性がある。

 東電によると、同日午前、作業を始めたが、穴の入り口付近でパイプを挿入できなくなったという。

 調査では、デブリの位置や形状の把握に向け、原子炉圧力容器の真下にカメラを搭載した自走式ロボットを投入する。


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