稀勢の里、横綱昇進が確定 日本出身は19年ぶり 

稀勢の里

 大相撲初場所で初優勝した大関稀勢の里(30)=本名萩原寛、茨城県出身、田子ノ浦部屋=の横綱昇進が23日、確定した。日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会が同日、東京都墨田区の両国国技館で11人中8人の委員が出席して会議を開き、全会一致で横綱に推薦した。

 第72代横綱となり、1998年の3代目若乃花以来、19年ぶりに日本出身横綱が誕生する。相撲協会は25日午前に春場所番付編成会議後の臨時理事会で正式に昇進を決定し、伝達式が行われる。

 横審の守屋秀繁委員長は稀勢の里について「十分ふさわしい。安定した実力がある。この後も十分活躍してくれる気がする」と評価した。


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