2017年1月18日 18:22 | 無料公開
松野博一文科相(右)に国連小委員会での取り組みを説明する向井千秋さん=18日午後、文科省
日本初の女性宇宙飛行士の向井千秋さん(64)が国連宇宙空間平和利用委員会の科学技術小委員会で議長を務めることになり、18日、松野博一文部科学相を表敬訪問した。「宇宙は皆の持ち物という方向で、宇宙ごみなどのテーマを議論したい」と意気込みを語った。
向井さんは松野氏に「宇宙は若い人にモチベーション(やる気)を与える」と話し、国として宇宙開発の将来像を描くよう要望した。
小委員会では宇宙ごみ対策や衛星を使った災害監視などを議論している。議長就任は30日付で、任期は1年。
向井さんは群馬県出身の医師。米スペースシャトルで2回、宇宙飛行をした。