米スペースX、衛星打ち上げ再開 爆発事故後に中断のロケット 

14日、米カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から打ち上げられるスペースXのファルコン9(スペースX提供・AP=共同)

 【ワシントン共同】米スペースXは14日、米衛星携帯電話会社の通信衛星を、ロケット「ファルコン9」で、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から打ち上げた。昨年9月に打ち上げ前に起こした爆発事故後、中断していたファルコン9の打ち上げが再開した。

 スペースXは、国際宇宙ステーションへの物資輸送を担っている民間企業の一つ。打ち上げが停滞するとステーションの運用に悪影響が出ることが懸念されていた。

 打ち上げたのはイリジウムコミュニケーションズ社の通信衛星10基。

 爆発事故は、タンクに注入した液体酸素が、想定外の場所で氷結するなどして起きた。


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