2017年1月15日 11:14 | 無料公開
14日、米カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から打ち上げられるスペースXのファルコン9(スペースX提供・AP=共同)
【ワシントン共同】米スペースXは14日、米衛星携帯電話会社の通信衛星を、ロケット「ファルコン9」で、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地から打ち上げた。昨年9月に打ち上げ前に起こした爆発事故後、中断していたファルコン9の打ち上げが再開した。
スペースXは、国際宇宙ステーションへの物資輸送を担っている民間企業の一つ。打ち上げが停滞するとステーションの運用に悪影響が出ることが懸念されていた。
打ち上げたのはイリジウムコミュニケーションズ社の通信衛星10基。
爆発事故は、タンクに注入した液体酸素が、想定外の場所で氷結するなどして起きた。