岐阜の養鶏場で鳥インフル 遺伝子検査受け殺処分開始 

 岐阜県は14日、同県山県市の養鶏場で「大量の鶏が死んでいる」と通報があり、簡易検査の結果、6羽から鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。その後の遺伝子検査で高病原性のウイルスと判明、県は、この養鶏場で飼育している採卵用の鶏8万羽全ての殺処分を始めた。

 県によると、14日朝に100羽以上が死んでいるのが見つかった。同日午前8時半ごろ、養鶏場から県に通報があり、7羽を簡易検査した。遺伝子検査では高病原性鳥インフルエンザH5型と判明した。

 県は簡易検査の結果を受け、対策本部の会議を開き、対応を協議。この養鶏場に鶏舎の消毒や卵の出荷停止を指示した。


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