鳥インフル、北海道で防疫完了 雪で作業に遅れ 

 北海道は24日夜、高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認された清水町の養鶏場で、鶏舎の消毒などの防疫措置を終えた。殺処分や埋める作業は20日午前7時に完了したが、雪でその後の作業が遅れていた。

 道によると、ウイルスの確認を受け、養鶏場から半径3キロ圏内で鶏や卵の移動が制限され、3~10キロ圏内では持ち出しが制限されている。来年1月4日に検査を実施し、周辺でウイルスがないことが確認されれば、3~10キロ圏の持ち出し制限は解除される。3キロ圏の移動制限は、1月15日に解除される見通し。

 道は今月16日夜に高病原性ウイルスの感染を確認、約28万4千羽を殺処分した。


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