競馬場飼育ハクチョウは高病原性 京都、殺処分し埋める 

 環境省は23日、鳥インフルエンザの陽性反応が出ていた京都競馬場(京都市伏見区)のコブハクチョウの死骸について、遺伝子検査の結果、高病原性の「H5N6型」のウイルス感染が判明したと発表した。

 京都競馬場を運営する日本中央競馬会(JRA)は23日、飼育していた残りのコブハクチョウ35羽とコクチョウ3羽を殺処分し、競馬場内の客の立ち入らないスペースに埋めた。ハクチョウはコース内側の中央池で飼育され、競馬場のシンボルとしてファンから親しまれていた。場外馬券売り場などの営業は継続する。


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