2016年12月17日 20:24 | 無料公開
北海道清水町の養鶏場の鶏から高病原性のH5型鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、道は養鶏場で飼育する約21万羽全ての殺処分を17日午後も続けた。雪や寒さの影響で作業は難航、高橋はるみ知事は態勢強化を指示した。 道によると、17日は道が出動を要請した陸上自衛隊も含め約700人態勢で臨んだが、積雪やぬかるみで機材の搬入が遅れた。養鶏場の敷地内で鶏を埋める穴を掘り始めたが、地下水が流れているのが見つかり、近隣で別の場所を探すなど作業は遅れがちとなった。 高橋知事は対策会議で「危機感を持ってほしい」と述べた。