2016年12月16日 15:52 | 無料公開
簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たとして記者会見する北海道の職員=16日午後、北海道庁
北海道は16日、十勝地方・清水町の養鶏場で鶏約30羽が相次いで死に、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たと明らかにした。同日夜に遺伝子検査の結果が出る見通し。高病原性だった場合、ただちに殺処分などの防疫対策を取るとしている。
道によると、この養鶏場は鶏21万羽を飼育。16日午前10時ごろ、鶏舎の一つで約30羽が死んでいると十勝家畜保健衛生所に通報があった。駆け付けた職員がこのうち5羽と、生きている2羽を簡易検査したところ、いずれも陽性反応が出た。
半径10キロ以内にほかの養鶏場が7戸あり、計約19万2千羽を飼育している。