厚労省、看護師27人を行政処分 免許取り消しや業務停止 

 厚生労働省は15日、刑事事件で有罪が確定するなどした看護師計27人の行政処分を決めた。免許取り消しが3人、3年~1カ月の業務停止が23人、戒告が1人。いずれも29日に発効する。

 免許取り消しは、中古医療機器の売買仲介事業を行っていると虚偽の説明をするなどし、複数人から多額の現金をだまし取ったとして、詐欺罪で有罪が確定した大阪市の北本美幸看護師(58)。

 他に、勤務先に入院中の患者が意識障害で抵抗できない間にわいせつ行為をしたとして、準強制わいせつ罪が確定した東京都羽村市の細谷雄二看護師(34)ら2人も免許取り消しとなる。


  • LINEで送る