上越で鶏の殺処分続く 鳥インフル、4日朝に終了見通し 

 新潟県は3日、高病原性鳥インフルエンザ感染が確認された二つの養鶏場のうち、上越市内の養鶏場で鶏の殺処分を続けた。対象約23万羽のうち同日午前10時までに約18万6千羽を殺処分しており、4日朝には終わる見通し。約31万羽の殺処分を完了している関川村の養鶏場では、鶏舎の卵やふんの処理が進められた。

 県によると、上越市では3日も24時間態勢で作業。懸念されていた人員や資機材の不足は、県外からの支援や関川村に割り当てられていた職員らの投入で解消した。ただ、鶏舎の構造などの問題で作業が遅れている。


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