オバマ大統領の折り鶴、長崎でも 原爆資料館が展示開始 

長崎市の原爆資料館に展示された、オバマ米大統領が広島訪問の際に寄贈した折り鶴=3日午前

 長崎市の原爆資料館は3日、オバマ米大統領が5月に広島を訪れた際に寄贈した折り鶴の展示を始めた。11月30日まで。原爆を投下した国の現職大統領が被爆地を訪問した意義を、長崎市民らにも受け止めてもらう狙い。4羽を寄贈された広島市から、1羽を借りた。

 展示するのは、赤地の紙で折られた鶴。広島市の原爆資料館の芳名録にオバマ氏が「共に、平和を広め核兵器のない世界を追求する勇気を持ちましょう」と記したメッセージも、併せて紹介されている。


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