2016年9月3日 11:13 | 無料公開
長崎市の原爆資料館に展示された、オバマ米大統領が広島訪問の際に寄贈した折り鶴=3日午前
長崎市の原爆資料館は3日、オバマ米大統領が5月に広島を訪れた際に寄贈した折り鶴の展示を始めた。11月30日まで。原爆を投下した国の現職大統領が被爆地を訪問した意義を、長崎市民らにも受け止めてもらう狙い。4羽を寄贈された広島市から、1羽を借りた。
展示するのは、赤地の紙で折られた鶴。広島市の原爆資料館の芳名録にオバマ氏が「共に、平和を広め核兵器のない世界を追求する勇気を持ちましょう」と記したメッセージも、併せて紹介されている。