山口組除籍の組長死亡か、大阪 拳銃使用、自殺と事件両面 

部屋で男性が倒れていたマンション周辺を調べる大阪府警の捜査員=26日午後2時10分、大阪市浪速区

 26日午後0時20分ごろ、大阪市浪速区桜川のマンションの一室で、男性が血を流し倒れているのが見つかった。男性は指定暴力団山口組の2次団体「倉本組」(奈良市)の川地敏之組長(52)とみられ、搬送先の病院で死亡した。浪速署は自殺と事件の両面で調べている。

 捜査関係者によると、川地組長は今月、山口組から除籍処分を受けていた。病気療養中だったとみられる。

 浪速署によると、室内に争った様子はなく、布団の上であおむけに倒れていた。右手の近くに拳銃が落ちており、胸を1発撃った痕があった。現場は倉本組傘下組織の事務所で、施錠されていた。訪れた元組員が発見した。


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