巡査に太ももなめさせる 兵庫県警、酒席パワハラ 

 兵庫県警の男性警部(42)ら5人が酒席で巡査部長に服を脱ぐよう強要していた問題で、警部はその場にいた20代の巡査にも、巡査部長の太ももをなめるよう強要するパワハラ行為をしていたことが19日、県警への取材で分かった。

 県警は19日、近畿管区機動隊に所属していた警部ら5人を暴行容疑で書類送検したことを正式発表。警部を停職1カ月、35歳と33歳の男性警部補2人を戒告の懲戒処分とし、31歳と30歳の男性巡査部長を本部長訓戒とした。

 吉塚潤一郎監察官室長は「極めて軽率な行為。再発防止に努める」とのコメントを出した。内部通報したのは被害者の巡査部長だった。


  • LINEで送る