熊本県、教員65人が体罰 12年度、生徒ら105人に 

 熊本県教育委員会は2日、熊本市を除く県内の公立小中高校と特別支援学校で2012年度、新たに65人の教員が児童・生徒105人に体罰をしていたと発表した。1月末までに把握した別の教員14人は既に文部科学省に報告。その後実施した児童・生徒や保護者へのアンケートで分かった。

 新たに判明した65人の内訳は小学校14人、中学校32人、高校18人、特別支援学校1人。頬を殴られ口の中が切れたり、コンパスで頭をたたかれ血がにじんだりしたケースがあった。詳細に調査を進め、処分などを検討する。


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