大阪で知的障害の女性変死 徘徊防ぎロープで拘束 

 1日午後1時40分ごろ、大阪府岸和田市の集合住宅の台所で、無職の女性(36)が座ったまま動かない状態でいるのを母親が発見した。女性は搬送先の病院で死亡が確認されたが、目立った外傷はないといい、岸和田署が司法解剖して死因を調べる。

 岸和田署によると、女性は重度の知的障害者で、父親が同日午前7時半ごろ、徘徊しないようにロープで拘束し、外出していた。

 女性は普段から口にごみなどを入れることがあった。家族が外出する際は、室内にある扉の取っ手と、女性の体をナイロン製のロープで結び、動けないようにする時があったという。


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