高校の同窓会費など7千万不明 兵庫、管理の事務員自殺 

 兵庫県姫路市の県立飾磨工業高校で、PTA会費と同窓会の積立金計約7千万円が使途不明になっていることが1日、同校への取材で分かった。

 高校によると、60代の女性事務員が複数の口座で管理していたが、4月に自殺した。同窓会の口座への入金記録がないなど、不明な点が多く、同窓会とPTAが告訴を検討している。

 同窓会は新入生1人当たり1万円を徴収。そのうち5千円は、新設する同窓会施設の建設費として積み立てていたが、約4千万円あるはずの積立金の大半がなくなっていた。

 PTA会費は月額約千円で、約3千万円が不明という。

 女性事務員は1988年からPTAに雇用されていた。


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