2013年4月27日 09:44 | 無料公開
ニューヨークで見つかった、米中枢同時テロで世界貿易センタービルに突入した航空機の着陸装置の一部とみられる残骸(ニューヨーク市警提供・共同)
【ニューヨーク共同】ニューヨーク市警は26日、2001年の米中枢同時テロでハイジャックされ、マンハッタンの世界貿易センタービルに突入した航空機のものとみられる着陸装置の一部が見つかったと発表した。
AP通信によると、崩壊したビルの跡地(グラウンド・ゼロ)から数ブロック離れた二つのビルの間で24日に見つかった。高さ約1・5メートル、幅約1メートル、奥行き約0・5メートルの金属製で、ケーブルやレバーが付いている。ボーイング社の識別番号が確認されたという。
市警は周辺を封鎖し、写真撮影などの現場検証を実施。犠牲者の遺体が残されていないかの調査も検討されている。
一帯はイスラム教施設の建設予定地で、残骸は建設に向けた現地調査の際に見つかった。