サッカー・ブラジルW杯に新楽器 ブブゼラにあやかり開発 

23日、ブラジリアで楽器カシローラを持つルセフ大統領(ロイター=共同)

 【リオデジャネイロ共同】サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で応援に使われたラッパのような民族楽器「ブブゼラ」の人気にあやかろうと、来年W杯を開催するブラジルの有名音楽家がこのほど、振って演奏する新たな楽器「カシローラ」を開発した。

 地元メディアによると、国際サッカー連盟(FIFA)やブラジル政府が既に使用許可を出しており、W杯では公式グッズとして販売される予定だ。カシローラは、小さなかごの中に植物の種や小石を入れたブラジルの楽器「カシシ」を音楽家カルリーニョス・ブラウン氏が改良したもので、片手で振って音を出す。


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