爆弾テロで11人死亡 パキスタン党事務所 

 【イスラマバード共同】パキスタン最大都市、南部カラチのアワミ民族党(ANP)の事務所近くで26日、爆弾が爆発し、少なくとも11人が死亡、40人以上が負傷した。地元民放ジオ・テレビが報じた。

 総選挙を来月11日に控えるパキスタンでは、選挙実施に反対するイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」が選挙の関係者に対する爆弾テロを頻発させており、多くの死傷者が出ている。

 ANPは軍によるTTPの掃討作戦を支持してきた経緯があり、TTPがテロの標的としている。


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