2013年3月27日 19:43 | 無料公開
公正取引委員会は２７日、２０１４年４月の消費税増税を控え、すでに大規模な小売業者が納入業者に対し、買いたたきなど不当な行為を行っている懸念があるとして、書面による緊急調査を実施すると発表した。著しく低い価格で商品を納入させるような行為があれば、指導などの是正措置を取る。 調査対象は、年間売上高が７０億円以上のスーパーや百貨店、コンビニなどの大規模小売業者約２千社と、商品の納入業者約５万社。 公取委によると、増税後の価格を抑えるために、仕入れ値を引き下げる交渉がすでに始まっているとの声が、納入業者から寄せられているという。
